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2007年06月18日

春の朝に色は儚む

目を覚ませばあなたが居ない

さまざまの想いの色は儚く消えた

つむぎ色はほどけて 

かなで色はくずれる

ついばみ色はとおく

からめ色はばらばら

きまぐれな春が魅せた夜の夢たち

歎きの星はもう瞬かなかった
posted by ケロ太 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

月下接吻

呼び声が

胸に沁みていく

こぼれていく愛しさを携えて

月明かりの下

唇は塞がれる

八重桜の薫りのように

あまくせつない
posted by ケロ太 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

醒めるな春の夢

在ることもなく消えるともし火

夜は更け 月も花も沈みゆくようで

胸に咲いた酔狂も儚んだ

あさが昇ってくる

終夜の宴に携えた心はそらへ渡ったきり

いまだ私に戻ってこない

耳に痛い暁の声が突き刺さる

春の夢は醒めるのが早い
posted by ケロ太 at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

音のない夕暮れ

夕暮れの道に立ちて

桜が滅びるさまを見ていた

はらはらと堕ちる花弁

まるで玲瓏とした世界に在るようで

それはどこまでも冷たい

かなしみの淵

見据えていたのは薫りゆく別れ

夏色の染まろうとする恋の調べ

訪れた夜の喧騒の只中に

僕らの終を聞いた。
posted by ケロ太 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

春のクソッタレ

咲きほこる花びらなどに怯えた昨日の私は嘘だ

アイシテイルの響きに惑い、涙をこぼした昨日の私は。

償いさえもが胸くそ悪い。

春が滑稽すぎて笑うに笑えないのは、私のせいでは断じてない。


行きずりの風たちの艶やかさは毒であり

それは時として残酷な風合いを帯びては私を困らせている。

憂鬱な猫たちの晩餐会の折、春の薫りに酔いしれていながらも

どこかで空虚な自分自身に醒めたまなざしを向けていたのは誰?

果たして私か、それともあなたか。


恋が白さを増していく午前四時

伸びをする雲に向かって駆け出したのは二十歳の頃の特権だった。

しかし、三十を目前にした今となっては、それは苦痛の呪いにも似て

ときに滑稽で涙ぐましく、私の色にはとんと合わない。

きっと、愛する朝の音色に叛いているのだろう。


咲きすぎた春の顔に泥を塗りつけた昨日の私が

あくびをして産声をあげ、そしてまた寝床へともぐりこんだ。

とけだした鬱病が心の奥まで濡らしていく。

唐突すぎた恋のおわりに、私は唇を尖らしてみた。
posted by ケロ太 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

春のからす

あかつきを言祝ぐ春のからす

花に酔う けむりゆく月

めざめ続けるうてなの付け根に

夜のやさしさを夢みていた。


風がねばついている

夏の息吹におかされたのだろうか

春の饗宴に似つかわしくないそれらの群体が

私の心を苛立たせる

それでも 夜はやさしすぎるのだ。
posted by ケロ太 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

はるかぜ

あまい春のひざしはまるで

ホットミルクのようにやさしい

おおらかな膜の内側には

たぎるような現実を孕んでいるというのに

未だ眠る子らのほっぺた

撫でてゆくのは風のおんなの子

やわらかな掌のような春のにおいが

愛しげな季節を謳っている。
posted by ケロ太 at 05:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

恋が伝う頬

よる 花群にさく月の

けがれなき微笑み

煙るふたひらの愛のしずくに

目をそむけた臆病な翳り

ほしが瞬いている

かすむ世界にもきらめくように

僕はただ見上げていた

頬をつたう恋はかなしい。
posted by ケロ太 at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

風が啼いている

うつくしい夜にさいた春が

私のあなたを包んでいった

うつくしい夜にさいた春が

私たちの恋を高めていった

うつくしい夜にさいた春が

どこまでもやさしく薫っていた。


風が啼いている

うれいの花にも似たかなしさで

なにを啼いているのだろう

このうつくしいさきほこる春で。
posted by ケロ太 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

花群

月にさえ届くと自惚れた匂いの庭で

花群が記憶の淵へと還っていく

せつせつともえてゆく燈にも似た

淡いひかりが薫るようなおもいでの底へ

くすぶった恋の残滓がぬけおちる

わたしの春がつづいていく
posted by ケロ太 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

春風に酔う

かおりゆたかに春おもう日の

黎明の月と

おもいはかなく風かおる日の

黄昏の陽と


みほれて涙する私の恋のつい

あなたが褪せていく夢色の花

いまは恋風にさらされるだけ

春のやさしさに安らいでいた
posted by ケロ太 at 05:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

冬に

さくらが咲く

ゆきのように

儚げな春を抱いて


ゆきが散る

さくらのように

物想う春に抱かれて


冬が去ってゆく

夕月のごとくに寂しくわらって

切れ落ちた夢のようにそれが切ない
posted by ケロ太 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

はるの夢

明け方に見た夢はあなたの夢で

やさしい微笑みをはりつけて

木漏れ日の射す並木を二人

手をつないで歩いた春だ

ウグイスが啼いている

花はようようと咲き

まるで天国みたい

握りしめた掌は

あたたかくて

さみしくて

あなたが

還った

涙の



私の

胸へと

沁みいる

あなたの声

断ち切られた

やさしさの中に

陽だまりへと続く

想いがあるのだろう

朝を覚ます鐘が鳴った

愁いのひかりが私を貫く

春の色がかすんでみえない

あなたが褪せて褪せて褪せて

消えてしまったわたしたちの夢
posted by ケロ太 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

三日月の下

物憂げな眉にも似た月の

愁ひを帯びたまなざしのもと

かすみにけむる花のゆくへに

私たちの恋がよみがえつた

おもかげさえも見出せぬほど

はかなく、あまく、そしてやさしく

やはらかな想ひもまた恋にかえつてゆく

飽きもせぬほどにせつない
posted by ケロ太 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

春の賛歌

詰草がくちづくのは朝の空だ

日曜日の婚礼のように賑々しい煌きの空

夜通し肩を寄せ合って嘆いていても

朝が来ればきまって誇らしげに頤を上げている

春の綻びを吸い込みながら

彼らはくちづけを交わすのだろう

ひかりとかぜとの逢いを重ねて

恋草が茂るように愛を重ねて

たゆたうような陽光の賛歌のなか

詰草がくちづけを謳っている

ああ、春がきたのだ
posted by ケロ太 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

風が運ぶ

風が運ぶのは春ではなく

私というおろかな恋だ

ふきすさぶ嵐の中で

あなたをねがう夜

さめざめと泣き

雨が舞い落つ

はらはらと

花が咲く

とき移ろい

晴れ。ゆく雲

青いなみだの空

かなしみが咲く庭

私の中でとびきりの

恋という花が散り行く

運ばれた春のように儚い
posted by ケロ太 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

散る花に口寄せて

愛する調べ

悲しみの夕

散る花びら

きみを想う


啼いている

風に隠れて

はらはらと

涙みたいだ


春はうたう

きみの事を

なつかしい

並木道の日


アイシテル

それだけを

胸にしまい

花を想った


夕暮れの羞

つながれて

交わされた

ふたりの唇


花の調べが

記憶を辿る

散り際の夢

きみを想う
posted by ケロ太 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薫る逢瀬

梅の香りに誘われた夕べ

ぼくは公園のベンチに座り夕日を眺める

梅園に開かれた花びらはあまりにも幼く

気色よりも匂いが勝って

まるで今朝ぼくをくるんだ右腕のように

優しさと切なさがいつまでも薫っている

少年が地平線の縁に佇む

ねじくれた組みひものように落日は混沌

愛想尽かしの四文字を抱いて空をにらむ

少年の美学。あるいは愛

夢見草が春を言祝ぐ朝まであとひと月だ

その日までぼくらの腕は結ばれているか

もしくは解けているのか

梅と少年の逢瀬を背にしてぼくは家路へ

愛と美学が薫る園の匂いを胸に刻み込み

きみのもとへ歩みだした
posted by ケロ太 at 01:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

行かなくっちゃ

甘いくちづけ

甘くないくちづけ

あたふたな日常

はじけない日常

焦ってもダメ

焦らなくてもダメ

私はここに

そして君はここに

果てしない未来

揺るがない世界

温かい家庭

変わらない想い

私は思う

私は思ってる

行かなくちゃ

行かなくっちゃダメって

でもいつか

帰ってくるから

だから待ってて

お願い

大好き!

posted by ケロ太 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

紅き夏の浅き眠りに

若葉色の風が頬に

気だるげな午後が優雅に過ぎ行く

蒼穹に流るるは雲

ひとり孤高を行くものもあれば

みなで遊山に行くものもあり

私はひとりここで眠りに

「潮騒」を日除けにしばしの休息

青き春も今は昔

ただ静かに夏を楽しまん

紅き夏の緩き眠りを

ただただ雅に楽しむのみ

ただただ雅に楽しむのみなり
posted by ケロ太 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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