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2007年06月17日

涙の道

艶やかな朝陽を窓から眺めた

まるで別世界のように綺麗

全てを払拭する白い光が

僕らの夜に終音を告ぐ

夏の朝は林檎の匂い

その薫りに包まれ

君が去ってゆく

恋から日常へ

夢から現へ

君は還る

払暁の

涙の

posted by ケロ太 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

くちづけ

くちてゆく想いのまま

明日への付文を書こう

封じ目に詩を口すさぶ

つりあわぬ恋は気怠い

くるおしい言葉の力が

つくられた運命に勝る

くちづく幸せを想えば

何を愁う さあ接吻を
posted by ケロ太 at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

月下秘恋

濡れている月を見上げ

散りゆく花を踏む

心はいま現を

嘲笑う夢

唇へ

紅を誘う

あこがれた夜

伴われ恋の口遊び

私はあなたと愛を囁く
posted by ケロ太 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

独占

思い思いの果てにあるのものは独占

あなたを私だけのものにしたい獣心

誰にも渡さない誰の手垢にも付けぬ

私の掌に乗せて飽いるまで愛で盡す

それが叶わぬならばいっそ殺めよう

この手で細首を縊るのだ 私の為に

あなたの心も魂も永久に私だけの物

微笑みも愛の言葉ももはやかえさぬ

須らく私に染め上がり美しい儘に死

恋の悦びを刻もう 哀しい迄の心に
posted by ケロ太 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

玉の緒

堪えきれぬ哀しさを思えば

なにを永らえるべきだろう

色はすべからく儚く消えた

ならば想いとてむなしさを

空の空なる世界に佇みても寂しい

願いはただあなたのもとへ逝こう
posted by ケロ太 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

わすれないで

罪におびえた夜もむなしい

逢いみても

なぐさめても

明ける世界を啼き呪っても

さようなら貴女

月光は綴じられた

あとは眺めるだけ

みつくした涙のままで
posted by ケロ太 at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

舞うのは桜、雪色に 踏むのは哀れ、桜色

雪を纏う地のように

桜色が空けられ

母音に満ちた空のように

子音は風に乗るだけ


夜を白くする

朝を紅くする

昼を蒼くする


舞う儘に地を踏んで

影色を嘲っては染め抜き

なべて空は哀れ

地を想いうれいけり
posted by ケロ太 at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

昼下がりに見やる庭

まどろむきみのかたわらに座り

静かにひるのやさしさを見ていた

風はたおやかに鈴を鳴らす

ひかりはただ柔らかくて

なにもかもがまろみを帯びた初夏

桃色のくちびるが微かにひらく

むすばれてもむすばれずとも

うつくしいまま世界は
posted by ケロ太 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そのあと

さあ抱擁を 接吻を

白む儘の世界の隅で

快い薫りに包まれる

ああ夜が深さを増す

髪を撫でつける掌が

示したんだ 想いを
posted by ケロ太 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

告死鳥

そうして誰もがいなくなった

私の声を聞くものも

あなたの声を聞くものさえも

なにひとつ語らず

響き渡るのは冥府の鳥の囀り

雪の根に寝入る

うずたかく積上げられた悔い

私は戻れない

愛しすぎた報いと罪の名残だ

深山に響け

全てを燃やした私たちの声よ

終が来る

その前に早く!早く!早く!

繰返せ

恋に振り回された愚者の怨嘆

響け

愛に殉じえない生者の痛みよ
posted by ケロ太 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

名残香

愛していたのかしらあなたを

袖に移った香の名残すら消え

思い出せない微笑む唇さえも

儚く霞むのだあなたが遠くに

二人で過ごした夜が見えなく

なった例え再び逢ったとても

あなたを掻き抱けないだろう

在りし日の記憶に別れを告げ

よう愛は終わったさよならと
posted by ケロ太 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

夏想い

耳朶の奥に声が降る

遠ざかったあのひと

瞼のうらは土砂降り

眼の底で恋が炎える



けれども私はひとり



静かにこおる月の下

枯果てた想いのなか

物憂げに瞼を開ける

何もかも色褪せて夏
posted by ケロ太 at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

契約

恋が死にゆく夕べ

想い出は音もなく綴られる

独り歩む坂道

閉じられた縁は沈黙す

情は熾火

繰ることのない頁

愛惜

それすら虚無

哀惜

なにもかも自由に

声なき死

思うが儘に衰え窶れよ

愛は自裁する

うつくしき想いの果ての美

永遠を誓うふりで
posted by ケロ太 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

夢か現か

夢にまで現れたきみの

頬ぬらす面影に震え

狂おしいまでに重ねたくちびる

絡ませた脚のぬくもりが愛しい

朝になって

全てが刻まれた枕の痕が淋しい

何もかも現実味を帯びずに涕泣

幾たびも名前を呟く

朝に紛れて見えない幻



*現・・・・うつつ。
*痕・・・・あと。
*淋しい・・・・さみしい。
*涕泣・・・・ていきゅう。涙を流して泣くこと。
*朝・・・・あした。
posted by ケロ太 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

交差路

交差路

からめた指

冬につげた別れ

物狂いの春に彷徨う

捉えきれない悲しみの花

掴まれば寧日にかえれようか

かえれねば夏もまどうだけの交点

ゆきすぎてもなお募る下思い

戀の別れは終の別れとて

交わることを懼れた

にくき産女の瞳

結べぬなら

殺めよ
posted by ケロ太 at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

初めての夜

ふたりぼっちの夜のために

やわらかな風は薫るのだろう

指に絡めたぬくもりと

頬をかすった熱い乳房に

きみの命のやさしさをみる

啄ばむようなかるいくちづけ

さあ 夢を開こう

わたしときみの息吹とともに

怖がらないで

ちからを抜いて
posted by ケロ太 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

光の中に立つきみを想う

手を伸ばせばつかめると思ってた空が

あまりにも遠くて泣きだした


いつみても明るい太陽が憎くて

思わず唾を吐きかけた 自分に還ってくるとは知っていながら


けれど中途半端な僕にはそれが精一杯で仕方がなくて

諦めて下を向くんだ 握りすぎた手が痛いよ


微笑んでくれるきみの視線がどこかに行ってしまった

僕にはもう何も守るべきものがない

愛することさえ出来ない今が

怖くて哀しくて胸が痛くて 切なさが溢れてくる

涙が音も立てずにこぼれるんだ 僕はどうすればいい?


行きすぎる風が辛くて 悪態をつく

それが温かみを持っていたって気づかぬふりで


ガムシャラに今を取り返すきみを嘲っていたんだ

うらやましかったから けれど


踏みにじった気持ちを抱えた僕に何ができるって云うんだい

赦すことの出来ない恋に怯えた僕に何を取り返せって?


きみが去った部屋から何も薫っては来ない

僕はそれが寂しくてひとりきり ベッドに籠もる

幸せすぎた春の風の匂いが想い起こさせるんだ

きみが大好きだ 大好きだったんだと


一生懸命が怖くて逃げ出した僕の上で

空が太陽が輝いているよ まるできみのように甘く厳しく

断ち切った思い出の中にいるきみが光に包まれているんだ

僕はそれがかなしいんだ だから泣いた
posted by ケロ太 at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

笑うために

そうして僕らは生まれてきたんだ

いつの日か笑うため

このなにもない暗闇の片隅で

手探りで這い回った

見上げればそこには太陽がある

つねに光は行き届いている

それに気づくかそうでないは彼自身の問題に過ぎないだろう

僕は歩きはじめた

いつの日か笑うために
posted by ケロ太 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

ふるえるゆめ

わたしはみにくい

わたしはたれよりもみにくい

すさんで

ないて

こころから

けがれて

わたしのこのすがたを

どうかみないでください

たとえゆめでも

あなたにはみられたくない

よるがかくしたわたしのちぶさがうずいています

あなたにあえてうれしいのに

わたしはあなたのめがこわい

だからおねがいです

どうか

どうかみないで

このやつれたわたしのすがたを

あなたにあえいだわたしのすがたを
posted by ケロ太 at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

終の声音

ゆうぐれに風が鳴る

ついの音 ついの声

たちばなの花はしっている

よそゆきの風が咲かせた恋

その調べ 曖昧な舌

くすぶった私の心に

澄みわたるやわらかな調べ

心地好くにがい明らかな罪

くもがひかりを隠す

あなたの顔も隠れて

やさしさが曇っていくのだ

世界が翳るように哀しい瞳

私を遠ざける涼風に

ついの声音をきいた
posted by ケロ太 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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