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2007年11月10日

窓を搏つ

闇夜に窓を叩くのはだれ? 

あれは雨 

恋しさをわづらい夢に啼いたわたしのすえ 

幾たりも幾たりも 

心に還り そして放たれよ 

夢の中の夢に現れ 

朝の陽にとける面影とともに 
posted by ケロ太 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イニシャル

波が僕らのなまえを洗う間際に

くちづけを交わした日 

胸の地平に落ちていく陽は 

ゆるやかに君を連れ去っていた 
posted by ケロ太 at 12:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

落花無残

閉ざしたまぶたの裏側に 

崩れおちる花を見た 

純白の百合 

空の蒼さを吸い込んだ瞳が 

うるむさまを見てしまった 

鐘だけが響く部屋の片隅で 

いつまでも終わらない 

かなしみを聞いた 

頬から伝った涙の味は 

ただ苦く

くやしかった
posted by ケロ太 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しるし

こころに芽吹く想いのたけを 

あなたが知ったならそれで良いんだ 

たとえ結ばれないとしても 

ただ一度の僕だけへの笑顔があれば 


夕暗にかくされた剥きつけのこころに 

触れることはあやまちに過ぎないから 

僕はただ静かに笑っている 

たくさんのたくさんのやさしさの世界で 


やがて総てが想い出に変わるだろう 

そのとき君は微笑んでくれるかい?

たとえば愛されたひとりのそばにいても 

そのときだけは君は僕のもの 

その切なさが僕らのしるしだ
posted by ケロ太 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

グルグルセカイ

昔 私の描いた絵で 

私は異国の男になって 

鏡に映った偽者たちを殴って哂うエゴイストで 


最近 私が見た夢で 

私は漸く私になって 

でも全てを曝けも出せずに曖昧未満な不確かさで 


何もかもを捧げたはずの瞳に映るのは誰?

輝くことを恐れた日日に抱きしめてくれたのは彼だったけ

そんな世界でもあなたさえいれば幸せだった 


だから殺して


しがらみを抱えて俯いててもね 

寄ってくるのは淋しさと虚しさとやりきれなさで 

いつだって私は泣いている為 

あなたの名前だけを呼んでいるよ 


私の為にあなたがいたって 

それは流した後で乾いてしまった涙のように儚いだけ 

けどいなきゃいないでつまんないから 


赦してあげるよ 今だけ
posted by ケロ太 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

kiss me

くちづけたあとで 悦びが湧き上がるのを待っていたのに 

この胸を覆うのはせつなさだった 


向かい合った瞳には

私の瞳が絡んでいない 

交わることを拒絶する心のうちが透けた 


それでもくちづける 唇に 頬に 耳たぶに 

また 唇にくちづけている
posted by ケロ太 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

むくい

想いの水脈をさえぎるものはない筈だった 

その夕暮れの結末をたれが知るだろう 

この胸に根付いた愛は咲くことなく 

いまだ私を苦しめる 


あるいはそうなのか 

彼の想いを堰き止めたが報いゆえか 

私の花は萎れては枯れ種子を結ばずに 

心の底でくすぶり続け乱れたのちに散った
posted by ケロ太 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千度染

花は花 

血潮に咲いて 

想いの河を堰き止める 

その茎は濃緑 

花びらは黄金 

翳は青に染まり 

さえぎるものはない 

千入に染まる心根は何色? 

鬱鬱とした藍か 

燃やし尽くした紅か 

私が知るのは月色の空 

逢いても逢わぬ黛色の愁い
posted by ケロ太 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

名残香

彩りが褪せたとしても 

私は忘れはしない 

夜の夢を貪り 

心を慰む 

痛みを堪えて 

俯きながら過ごし 

諦めを恃みに待ち続け 

やがて唇を噛もう 

私から去った 

名残香に 

君を喪失した 

哀しみを思うのだ 

それは痛みですらなく 

胸を穿つ恋風の孔 

ゆるしを乞い 

背に縋り 

睦言を囁けど 

唇が拒絶したとき 

別れが恋を創めていく 
posted by ケロ太 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

必要品

群青の空を溶かすように 

アルコールをとかし 


胸に根ざした黄昏をしまうように 

紙巻に火をつけた 


わたしのなかの 

あなたと離れる為にそれが必要だったから 
posted by ケロ太 at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

愁いの朝

忘れ わすれて 

たちつくす花野が霞ゆき 

朝の別れ 

彼との離りを 

愁うだろう 

雲間に見たのは昏いひかり 

いずれ

この胸を訪うあけぼの 
posted by ケロ太 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

ゆうべのかげろう

告げることもなく 

秘めたままに死のう 

かなしみは縷縷として 

私の心から止め処なく滲む 

仄見し蜉蝣の薄翅に 

逢いても逢わぬ身を重ねよう 

なべて死にゆく翳 

恋もまた愛のゆうぐれ 
posted by ケロ太 at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

春香相思

隠していた言葉もつぶさに 

啓かれた想いは幻と消ゆる 

青葉の裏に秘めた 

心を花の香に託しても 

わすれられぬ 

つみ重ねた彩りも 

わすれられない 

慕いつくした恋ゆえにこそ 

慕いつくした人ゆえにこそ 

春の陽だまりを私はわすれられない 
posted by ケロ太 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

想緋色

夕空はおもひ色に染まる蒼穹 

恋風は胸を穿つ涙の痕跡 

手すりにもたれて想い出を燻らせる 

滅びた愛に微笑みを送りて 
posted by ケロ太 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

夏の雨

降る雨に身の穢れを拭わせても

この心の罪は消えぬだろう

幾晩幾歳過ぎようとも

貴女を想い啼く朝

許しは請わぬ

忘れえぬ

恋故

posted by ケロ太 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

恋のまぼろし

牡丹色の闇にひるがえった

離れてゆく恋の幻

ゆめならば

接吻よ

現なら死を

想いのはてに見ゆ

桃花色のくちびるに誓って
posted by ケロ太 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

蟻地獄

気紛れに風が哭く

おもいおもわれ

片身想いに囀る鳥

そのこえはなみ

想わぬ波に弄ばれ

なげくのはたれ

恋の雫が涙に変る

もがいてもだめ

何処も同じ蟻地獄
posted by ケロ太 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

恋草とぞ、想草とぞ

草の色が瑠璃に染まる

あれは恋草 涙のたまゆら

葉脈に透かされる想草

あれは風色 伝わらぬ調べ


おさえてもおさえても溢れ出てとまらぬ白露


出逢うたび 傷ついた恋草

それは瑠璃色に染まり

別れるたび 癒される想草

葉脈を伝う私の悲しみ
posted by ケロ太 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

蝙蝠

夜もすがらに

聞こえてくるのは風の音色

いくばかりか

心の底を浚う日々にも似て

哀愁に啼いた

蝙蝠たちの声も笛のように

近づいて消え

また遠ざかり儚み消え去る

貴女と同じに
posted by ケロ太 at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

ねだれよねだれ、朝までに

恋に酔う少女は謳う

愛の在りかを

その調べを

想う歓び

涙の夜を


愁いなど知らぬ顔で

哀しさを語る

交わされぬ

声程度で

指如きで


罪の朝の

気だるさ

絡まない瞳

醒めてゆく肉

その辛さも知らぬに


今はただ

恋の甘さ

その美しさ

歓びをねだれ

何れ来る朝の前まで
posted by ケロ太 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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