blogランキング 御訪問頂きまして誠にありがとうございます。 あなた様が少しでも癒されますことを心よりお祈り申し上げます。

2007年03月03日

薫る逢瀬

梅の香りに誘われた夕べ

ぼくは公園のベンチに座り夕日を眺める

梅園に開かれた花びらはあまりにも幼く

気色よりも匂いが勝って

まるで今朝ぼくをくるんだ右腕のように

優しさと切なさがいつまでも薫っている

少年が地平線の縁に佇む

ねじくれた組みひものように落日は混沌

愛想尽かしの四文字を抱いて空をにらむ

少年の美学。あるいは愛

夢見草が春を言祝ぐ朝まであとひと月だ

その日までぼくらの腕は結ばれているか

もしくは解けているのか

梅と少年の逢瀬を背にしてぼくは家路へ

愛と美学が薫る園の匂いを胸に刻み込み

きみのもとへ歩みだした
posted by ケロ太 at 01:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 春うた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
分かりにくいのですが、少年は月の暗喩にしています。
源通具の和歌、
「梅の花誰が袖をふれし匂ひぞと春や昔の月に問はばや」
をモチーフにしました。
Posted by ケロ太 at 2007年03月03日 16:46
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
blogランキング 御押しになって下さいまして誠にありがとうございます。 あなた様のお幸せを心よりお祈り申し上げます。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。